(すごうざん だいかくいん だいほうじ)
縁起は、大宝寺本尊の十一面観世音菩薩を、百済から来た聖僧が携えてきて山中に安置した。それを明神右京、隼人という猟師が見つけ、草庵に祀ったのが始まりといわれている。その後、大宝元年(701)、文武天皇の勅願により寺院が建立され、当時の元号にちなみ大宝寺と名付けられた。
弘仁年間(810〜824)に、弘法大師が来錫した。山中で密教三密を厳修し、その時、四国霊場札所に定めた。寺は栄えたが、仁平2年(1152)に、失火により寺は焼失。保元元年(1156)、脳の病に苦しむ後白河天皇の勅使が訪れ病気平癒を祈願した。
その後、病が治り成就したので天皇は妹宮を住職として下向させ、大宝寺をは勅願寺とし多額の御寄進を受けて、七堂伽藍の僧堂坊社が再建された。二度目の火事は、天正年間(1573〜1592)。長宗我部氏の兵火により、消失してしまう。
元禄年間(1688〜1704)に、松山藩主加藤義明や家臣の佃次郎兵衛らの援助で雲秀法師が再興した。明治7年には、失火により堂宇を焼失するが、地元の人の寄進により、寺を再興した。この寺は、三度火事に遭ったことで知られる。後白河天皇の逸話により、この寺は病気平癒を祈願する人が多い。中でも脳の病気霊験があることから、近年は受験生の参拝も多いという。
<お遍路さん一口メモ>
琴弾廻廊(香川県観音寺市)69番札所・観音寺
疲れ癒やす天然温泉 (徳島新聞2008/10/2 10:19)
四国霊場唯一の「一山二霊場」の第六十九番札所観音寺。近くには悠々と流れる財田川が燧灘(ひうちなだ)に流れ込み、白砂青松と遠浅で知られる有明浜がある。
そんな美しい砂浜や海を一望できるのが天然温泉「琴弾廻廊(ことひきかいろう)」(観音寺市有明町)。同市出身の作家芦原すなおさんの直木賞受賞作「青春デンデケデケデケ」の舞台で、映画も撮影された赤レンガが多く残るまち並みが印象的な財田川河口付近の一角にある。
キャッチフレーズは「海と夕日と野天風呂」。千二百年前のものを再現した「釜風呂」、ミネラルを豊富に含む海水をろ過した「潮風呂」、全身を伸ばしながら漬かれる「寝湯」など外風呂が充実している。内風呂の天然のヒノキと漆を使った「古代桧漆風呂」から眺める「日本の夕日百選」に選ばれた燧灘に沈む夕日は格別だ。
おすすめは保温・保湿効果の高い潮風呂。体を芯から温めてくれるので、湯冷めの心配はない。ほかの湯の泉質は弱アルカリ性ラドン泉。神経痛、神経過敏、冷え性などに効果があるという。
「うちは多くのお遍路さんにもご好評を頂いている。美しい景色を眺めながら遍路の疲れを癒やしてもらえれば」と運営会社の梶山和彦取締役。湯船にじっくりと漬かるのもよし。ゆったりしたサウナで汗を流すのもよし。楽しみ方はいろいろあるので、開放感ある浴場は必ず満足させてくれるだろう。
施設内には四季の食材を使った料理を提供するレストランのほか、マッサージやエステなどのリラクゼーションも充実。日常の喧噪(けんそう)を忘れさせてくれるのにぴったりの場所だ。(四国新聞)
【メモ】車でJR観音寺駅から5分。高松自動車道さぬき豊浜IC、同大野原ICからはともに約15分。入浴料金は大人950円、子供(5−11歳)500円。営業時間は午前10時から午後11時まで。年中無休。問い合わせは<電0875(24)4567>。
<名物讃岐うどん>
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山間の隠れうどんは名人の味
根っこ
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ひと味…いや、ひと噛み違う麺
手打ちうどん 前場製麺所
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